平屋住まいを考えてみる/デメリット編

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中山工務店の阿部です。

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平屋住まいを考えてみる/デメリット編

メリットだけみると「生活しやすそう」「老後にラクそうだから」という理由だけで進めてしまうと、住み始めてから「あ、ここ詰めておけば良かった…」となりやすいのも実は平屋です。しっかりデメリット面もお伝えしていきたいと思います。

 

1.お金と土地に関する“見えにくい”デメリット

平屋でよく誤解されるのが、「二階がないから安く建つ」というイメージです。実際には、同じ延床面積を想定した場合、建物の“横の広がり”が大きくなるその分、基礎の面積と屋根の面積が増えるので、二階建てより坪単価が上がりやすい傾向があります。

さらに、愛知県の郊外で車2台+将来のことも考えると、3LDKの平屋なら土地は少なくとも50坪台〜、できれば60坪以上あると計画しやすくなります。つまり「建物が少し高めになりやすい」

「土地もそこそこの広さが必要」この2つが重なり、総額がじわっと膨らみやすいのが平屋です。

 

2.プライバシーと防犯のハードルが、思った以上に高い

すべての部屋が1階にある=どの部屋の窓も外に近いということでもあります。その結果、道路・隣家・駐車場からの視線が入りやすく、窃盗犯などの侵入経路になり得る場所が二階建てより多くなるという問題が出てきます。これ対策をしようとすると、道路側の窓を小さく/高い位置にするL字・コの字の間取りで、中庭側に大きな窓を向ける/フェンス・塀・植栽・目隠しスクリーンなど、外構にしっかりお金をかける/といった工夫が必要になり、建物本体だけでなく外構費用も重くなりやすいです。

カーテンを閉めっぱなしで暮らす、夜は何となく不安で落ち着かないという残念な結果になりがちです。

3.浸水・水害リスク

洪水が起きた際、二階建てなら「いざとなったら2階へ」という逃げ場がありますが、平屋はすべてが1階なので、浸水すると、家中が一気に被害を受けるリスクがあります。また、一時的に避難する“高い場所”が家の中にない点も弱点となります。

ハザードマップで浸水深の想定があるエリアでは、「そもそも平屋で建てるべきかどうか」、「建てるとして、上げ基礎や土地のかさ上げをどうするか」を慎重に考えないと、せっかくの平屋が「水害のたびに不安になる家」になりかねません。

4.日射と暑さ・寒さ

愛知は夏の日差しが強く蒸し暑い、冬はそれなりに冷えます。平屋は屋根面積が広く、日差しも受けやすいので、夏場は屋根・天井からの熱がこもりやすく南側に大きな窓を取りすぎると、冷房負荷が大きくなるなど、断熱と日射遮蔽の計画をしっかりやらないと光熱費がかさむ家になりがちです。

庇・軒の出、窓の位置・大きさ、断熱性能、換気計画など、“見えない部分”への投資もある程度必要になるため、「とにかく安く平屋を」という方向で削りすぎると、住んでからの暑さ・寒さ・光熱費で後悔しやすいという点も注意したいところです。

5.メンテナンス費用も「必ずしも安い」とは限らない

平屋は高所作業が少なくてメンテナンスがラク、と言われることもありますが、一方で、「屋根面積が広い=屋根の塗装・葺き替えの範囲が増える」「建物の外周が長い=外壁の延長も長くなる」ので、二階建てと比べて足場は低くて済むが、塗る/張り替える「面」が増えるという側面があります。

結果的に、メンテナンス費用が二階建てと同程度、場合によっては高くなるケースもあるため、10〜15年ごとの外壁・屋根メンテを見込んだ長期の資金計画と実生活の“ライフプランとの重なり”も、平屋を選ぶ段階で意識しておくと安心です。

 

いかがでしたか?平屋のメリットについて話をしてみました。

中山工務店では土地探しの相談も可能です。北名古屋市、岩倉市、小牧市、稲沢市、豊山町、春日井市、名古屋市西区など近隣エリアが主ですが、愛知県内でも対応可能です。

どうぞ、お気軽にご相談ください。

 

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