対火性・断熱性に優れた「2×4工法」
工法の特徴
床・壁・天井の六面体を基本構成にした箱状の建物です。建物の重量を壁で支えるので「壁組み構造」とも呼ばれます。
長所
構造的に耐火性、断熱性、気密性を高める工事が行いやすいという長所があります。パネルの組み合わせによる構成なので、屋根裏に構造材が露出することがなく、屋根裏を収納や居室として使うことができます。また、部材が規格化されているため、施工精度のバラツキが少なく、工期も比較的短くすみます。
設計の自由度が高い「在来工法」
工法の特徴
木の柱と梁を組んで建てていくので、軸組工法とも呼ばれます。高温・多湿という日本の自然環境のなかで生み出され、育まれてきたものなので、伝統と実績は高く評価されています。
長所
設計の自由度が高く、多彩なプランに対応できるという長所があります。在来工法では建物を柱と梁で支えるので、複雑な形状の敷地に合わせて建てることができ、開口部も広くとることができます。また、将来の増改築も行いやすいというメリットがあります。
火災に強い木造住宅
木材は炭化層をつくり火の進行を遅らせますが、鉄は550度を超えると変形して強度が低下します。