地震・火事に強い2×4(ツーバイフォー)工法
2×4(ツーバイフォー)工法を取り入れた理由
高い信頼性と快適&安心の構造
ツーバイフォー工法は、構造の基本部材や釘のサイズ・使用方法・使用箇所、さらに施工の手順まで、細かく規定されています。部材は厳しく品質がチェックされ、使用する箇所ごとに製材品の種別なども定められています。
使用される釘にも、サイズや用途別にカラーリングが施されています。これは一度打ち込んでしまうと確認の難しい釘を、確実にチェックできるように考えられたシステムです。
このように細部にまで徹底した品質管理が行われるのは、ツーバイフォー工法の施工における高い信頼性の証でもあります。
私どもは住宅とは快適さだけでなく「安心」をご提供するものと考えるため、ツーバイフォー工法を取り入れました。
2×4(ツーバイフォー)工法の構造
ツーバイフォーの家は「面」が基本
ツーバイフォー工法は、日本古来の在来軸組工法とはまったく異なる考え方の建築工法です。そのもっとも大きな違いは建物の支え方、という部分にあります。
在来軸組工法では、基本構造部分である柱や梁によって建物を支えるのに対し、ツーバイフォー工法では床・壁・屋根の六面により箱を形成して建物を支えています。つまり、在来軸組工法は「点」によって、ツーバイフォー工法は「面」によって建物を支えることを基本としています。
荷重を壁面で分散するから強い
床・壁・屋根が一体となる基本構造のツーバイフォー住宅は、地震や台風などの力に対して耐力壁として建物全体で受け止めて力を分散し、圧倒的な強さを発揮します。
2×4(ツーバイフォー)工法の耐震性
ツーバイフォー工法の耐震構造
日本では非常に地震が多いため、住宅の「耐震性」はもっとも重要な基本性能です。
地震に対して抜群の強さを発揮する工法として知られるツーバイフォー工法では、 床・壁・屋根の六面体の建物全体で受け止めて力を分散させます。地震の揺れを各面で効率良く吸収し、負荷が一部分に集中することを防ぐのです。
ツーバイフォーの耐震実績
平成7年、阪神大震災でも驚異的な強さを証明しました。被災地における震7という激震による家屋の被害は全壊約10万1000棟、半壊を含めた一部損壊が約28万9000棟以上となりました。このような壊滅的な状況下でツーバイフォー住宅のうち96.8%(日本ツーバイフォー建築協会調査による)が特に補修をしなくても継続居住可能な状態でした。
2×4(ツーバイフォー)工法のエネルギー性
気密性も高く、断熱構造
断熱材は何も障害になるものがない壁はきれいに貼れますが、筋交いなど障害物がある壁では隙間が出来やすいのです。その結果、ツーバイフォー工法は床版・壁を組み立てる方式のため、他の工法と違い気密・断熱性を確保しやすい工法となっています。
2×4(ツーバイフォー)工法の耐火性
ファイヤーストップ構造
床や壁の内部に詰め込まれている不燃断熱材や、火の通り道となる床や壁の枠組材などがファイヤー ストップ材となって空気の流れを遮断し、上階へ火が燃え広がるのをくい止めるなど、ツーバイフォーの家には火から家を守るための工夫がいろいろと施されています。
保険料が安くなる2×4(ツーバイフォー)住宅
上記のツーバイフォー工法によって建てられた住宅が火災に強いという理由により、ツーバイフォー工法によって建てられた住宅は、火災保険料を低く抑えることが可能になっています。